2012.04.18 TUYO
今回は技術を磨いている5歳の娘のお話を。
(技術を無理やりこじつけて。。。)
娘は、1歳から音楽教室に通っており、かれこれ4年目になります。
ステージにも10回くらいはあがっているのではないでしょうか。
先日、歌のコンクールがあり、いよいよ関東大会でした。
場所は全電通ホールです。
(私もこのステージには立ったことないです。)
ちなみに、地区予選では入賞(1位)で進んでいました。
過去に受賞経験はあるのですが、今回はココ一番の舞台だったので
私も当人も気合が入っていました。
というのも、3月末くらいから毎日朝練をやっていたんです。
(睡眠時間を削っていたので、結構キツかったです。。。)
満を持して望みました。
課題曲は2曲。
・せかいじゅうのこどもたち
・おかあさん
です。
(練習中の音源があるので、今度のせておきます。)
金賞・銀賞・銅賞があり、もちろん狙うは金賞でしたが、、、
結果を言うと、受賞ならずでした。。。
まあまあの出来だったのですが、さすがに選りすぐりの子が集まっているので
かなりハードルは高かったのです。
しかも、6歳の子とも一緒だったので。。。
今まで負け知らずだったので、当人も受賞すると思っていた事でしょう。
名前を呼ばれなかった時の大きく沈んだ表情。
そして、帰り道、雨が降るなか傘もささずにしばらく大泣きでした。
ぶつけようのない感情を自分にぶつけている感じがしました。
5歳にして敗北を味わったのだと思います。
(実際、私も非常に悲しかったです。。。)
親として、無理に感情は抑え込まず、見守るようにしていました。
しばらく時間が経ち、少し落ち着いたようで、本人の口から
「次は金賞をとる」
という言葉がでてきました。
「もう歌なんてやりたくない」と言ってもおかしくない状況だったので
思わず涙がでてきそうでした。
5歳にして挫折を知り、乗り越えたのだと思います。
メダルは手に入りませんでしたが、もっともっと大きなものを手に入れた1日でした。
(おしまい)