2011.08.31 もみじ
大昔から存在しているという、面白い画像を見つけたので紹介してみます。
(すでにご存じの方、すいません)
なんともうまいこと表現しているなーと。
全てがこの通りかというと、そういうわけではないのですが頷ける方もいるのではないでしょうか。
上段の5つの絵は関係者への皮肉だそうです。
私なりに簡単にコメントしてみると・・・
顧客が説明した要件 → なぜ3段なのか、すでに不明な状態
プロジェクトリーダーの理解 → ブランコとして機能してない
アナリストのデザイン → 複雑化された
プログラマのコード → 破たんしないよう頑張ったが何かが違う
営業の表現、約束 → 無駄に豪華
下段の5つは実運用とアフターフォローへの皮肉。
プロジェクトの書類 → 何も存在していないので、何かあったときどうしようもない
実装された運用 → 形だけで機能していない
顧客への請求金額 → 膨大すぎる
得られたサポート → ナシに等しい
顧客が本当に必要だった物 → 単純にブランコが欲しかった模様
「顧客が本当に必要だった物」と「営業の表現、約束」は近いものになっているので、
この通りであれば、営業さんの言うことを理解してシンプルにしてあげるのが近道なのかもしれないですね。
あと、書いてて思ったのですが、テストなるものが存在してないですね。
そもそも書類が皆無なので、テストなんぞしない想定なのでしょうか。
それともどこかに含まれているのか・・・。
なんにしても、まずは要件をきちんと引き出して、「そうそう、こういうの欲しいんです」と言われるための
資料や確認作業は手間でもやっぱり必要だな、と再認識した次第です。
この絵は自分への戒めとして、プロジェクト開始時には見るようにしようと思います。