2011.06.10 監督
こんにちは、監督です。今回はただの備忘録。
弊社ではスケジュール管理にAipoを利用させて貰っています。社員の中でもスマホブームが到来し、そろそろ最新版のAipo6を入れて、スマホ対応の必要が出てきました。
別件で新規にサーバーを立ち上げることがあったので、そのサーバーを間借りしてAipo6をインストールしてみました。
ただ、ひとつ問題が。。
Aipoは64bitOSに対応していないとのこと。ユーザーコミュニティやインターネットでの皆さんの記録を参考に、無理やり動くようにしてみました。
とりあえず、Aipo自体のインストールはココからダウンロードしてきたファイルを解凍して作成される「ReadmeLinux.txt」を見て進めましょう。途中、インストーラーが「○○が見つかりませんでした」とか言ってきたらyumでサクサク入れちゃいましよう。
インストーラーが終了すると、以下のような表示が出ると思います。
found temp directory
Using CATALINA_BASE: /usr/local/aipo/tomcat
Using CATALINA_HOME: /usr/local/aipo/tomcat
Using CATALINA_TMPDIR: /usr/local/aipo/tomcat/temp
Using JRE_HOME: /usr/local/aipo/jre
Using CLASSPATH: /usr/local/aipo/tomcat/bin/bootstrap.jar
Starting Aipo Version 6.0.0.0
Aipo URL: http://XXX.XXX.XXX.XXX:81/aipo/
最後の行、インストーラーが既にApacheが立ち上がっているのを検出して、Aipo(Tomcat)をPort81番で立ち上げたようです。賢いんだけど、気持ち悪い番号ですね。。コレはあとでなんとかしましょう。
64bit対応ですが、Aipoが抱えているJREを丸ごと置き換えれば動いちゃうらしく、ココらへんからLinux x64 RPMをダウンロードしてきてこれもサクっとインストール。/usr/javaというディレクトリが作成されます。/usr/java/jre1.6.0_25(バージョンは変わりそうですな)というディレクトリを/usr/local/aipo/jreにコピーして対応完了!です。
あとは、↑に書いたPort81番問題ですが、いろいろ対応方法はありそうだったのですが簡単に出来そうな「proxy_ajp」によるApacheとTomcatの連携を利用してみます。
これも本当に対応が簡単で、yumで入れたApacheだと、
・/etc/httpd/conf.d/proxy_ajp.conf に以下を記載。
ProxyPass /aipo/ ajp://localhost:8009/aipo/
・/usr/local/aipo/tomcat/conf/server.xml の以下の部分のコメントを消して有効にする。
<!-- Define an AJP 1.3 Connector on port 8009 -->
<!-- ←これ消す
<Connector port="8009" protocol="AJP/1.3" redirectPort="8443" />
--> ←これ消す
・Aipoをリスタート
・Apacheをリスタート
これでhttp://XXX.XXX.XXX.XXX/aipo/でアクセスが出来るようになりました。いやー、面倒だった。。