こんにちは。監督です。
東北地方太平洋沖地震に被災されました方々におきましては心より御見舞い申し上げます。我々スタジオ・アルカナスタッフはせめて少しでも日本経済が停滞しないよう、貢献出来るよう働ける限り働くという気持ちで今後も頑張って参ります。
さて、勝手に連載しているモバイル開発シリーズですが、いよいよ開発の現場からお送りいたします。本日はPHPのテンプレートエンジンで有名なSmartyとMITライセンスで配布されているHTML_Emojiを利用して、絵文字を各キャリア毎に変換したページを表示しようという目論見です。
とりあえず、要件と環境の整理から。
- 基本方針
テンプレートとテンプレート変数に含まれたdocomoの絵文字を各キャリア用に変換して出力します。docomoが絵文字が一番少ないので、ここに合わせるといろいろうまく行きます。
- PHP
- SmartyとHTML_Emojiの要件に準じます。
- Smarty
- 今回はSmarty2系で。2系と3系では、今回でいうとフィルタの登録方法に変更がありますが、適宜読み替えて頂ければ問題ないです。
- 文字コード
- PHP、テンプレート共にUTF-8で記載します。昔はモバイルというとSJISで書いていたことも(私は)あったのですが、SmartyがSJISの扱いが異常なほどヘタなため、絵文字変換など終了後、出力のみSJISに変換します。最近の端末ではUTF-8に対応しているものも多い(ほぼ全部?)ですが、まだSJISで出力したほうが良いと思います。
ここまでで5割くらいは出来たようなもんです。
次回は実際にコードを書いてみようと思います。