今回は技術を磨いている5歳の娘のお話を。
(技術を無理やりこじつけて。。。)

娘は、1歳から音楽教室に通っており、かれこれ4年目になります。
ステージにも10回くらいはあがっているのではないでしょうか。


先日、歌のコンクールがあり、いよいよ関東大会でした。
場所は全電通ホールです。
(私もこのステージには立ったことないです。)
ちなみに、地区予選では入賞(1位)で進んでいました。

過去に受賞経験はあるのですが、今回はココ一番の舞台だったので
私も当人も気合が入っていました。
というのも、3月末くらいから毎日朝練をやっていたんです。
(睡眠時間を削っていたので、結構キツかったです。。。)

満を持して望みました。
課題曲は2曲。
・せかいじゅうのこどもたち
・おかあさん
です。
(練習中の音源があるので、今度のせておきます。)

金賞・銀賞・銅賞があり、もちろん狙うは金賞でしたが、、、
結果を言うと、受賞ならずでした。。。

まあまあの出来だったのですが、さすがに選りすぐりの子が集まっているので
かなりハードルは高かったのです。
しかも、6歳の子とも一緒だったので。。。
今まで負け知らずだったので、当人も受賞すると思っていた事でしょう。

名前を呼ばれなかった時の大きく沈んだ表情。
そして、帰り道、雨が降るなか傘もささずにしばらく大泣きでした。
ぶつけようのない感情を自分にぶつけている感じがしました。
5歳にして敗北を味わったのだと思います。
(実際、私も非常に悲しかったです。。。)

親として、無理に感情は抑え込まず、見守るようにしていました。
しばらく時間が経ち、少し落ち着いたようで、本人の口から
「次は金賞をとる」
という言葉がでてきました。
「もう歌なんてやりたくない」と言ってもおかしくない状況だったので
思わず涙がでてきそうでした。

5歳にして挫折を知り、乗り越えたのだと思います。
メダルは手に入りませんでしたが、もっともっと大きなものを手に入れた1日でした。

(おしまい)