どうも~!お鼻がmzmzエンジニアの吉田です。

前回のエントリに引き続き、今回もPHPのデバッグについて綴りたいと思います。

今回はEclipseのデバッグを使って以下の機能を紹介します。

・変数のインスペクション

では、さっそく試してみましょう!



前回はphpMyAdminをデバッグしてみる環境を整えました。
今回もこの環境を使って変数のインスペクションを行ってみましょう。

Eclipseを起動して、「F11」でデバッグダイアログを開き、
「PHP Webページ」⇒「phpmyadmin」を選択してデバッグを起動します。
※事前にXAMPPからApacheとMySQLを起動しておきます。
 

20110310_01.pngのサムネール画像



デバッグの設定で、最初の行でブレークする設定になっているので、
以下のように index.php の最初の行でブレークしています。
 

20110310_02.pngのサムネール画像



この状態でF6(ステップ実行)を3回押してみます。
すると、if文で$HTTP_HOSTという変数のチェックをしている行になりました。
 

20110310_03.png



ここで、$HTTP_HOST を選択し、 右クリック⇒インスペクションを選択すると
以下のように変数をインスペクションすることができます。
 

20110310_04.png



この変数は、まだ初期化されていないことがわかります。

続いて、またF6を3回押してステップ実行してみましょう。

今度は、$HTTP_HOST 変数に何かが代入されました。

この状態でまた変数をインスペクションしてみます。
 

20110310_05.png



今度は、$HTTP_HOST 変数に "localhost" という文字列が代入
されていることがわかります。

このように、インスペクションを使用するとその時点での
変数の内容を確認することが可能になります。


var_dump()やprint_r()まみれな変数の値の確認よりも、
いちいちプログラムを変更することなく変数の値を確認できるので、
とても便利です!


デバッグ好きなPHPエンジニアが増えることを祈りつつ、
今回はこの辺で終わりです。

デワデワ。