旬なネタやプロジェクトに関わる話のブログが続いておりますが
私はブレずに、趣味の話 関連技術の話で進みたいと思います!!

今回のテーマは、「歪み(ひずみ)」です。
代表的なサウンドは、ロックギターのギューン!!(この擬音語であってる?)って音です。

まずは、音が歪む基本的なメカニズムを説明します。

例えば、このサイン波ですが、もし「サウンドのレベル」が大きすぎた場合は、、、
※ここであえて「サウンドのレベル」といっているのは、電気信号の流れる量を指す為です。
 (間接的には関わってますが、)実際にスピーカーから出力される音量ではありません。

このように波形が入りきれなくなり上部が削られて、歪んだ音になります。

ちなみに、実際のデジタル機器で許容レベルを超えてしまうと、「ザー」とか「バリッ」という原型を
留めないノイズ音になってしまいます。
またアナログ機器の場合は、適度に波形が壊れて独特の歪み音になります。
このアナログの歪み音を意図的に作るわけです。

ではでは、この歪み音を意図的に作るには、、、

1. まず原型となるサイン波です。

2. 暗転している部分を削ってしまいます。

3. 削ったあとの波形です。

4. レベル(音量)が下がってしまったので、ググっと持ち上げます。

これが歪みサウンドです!!
矩形波に似ていますよね。(※矩形波:『サウンドの基礎知識(音波その2)』を参照ください)

とは言っても電気信号をいぢって作った歪みサウンドより、真空管で音を増幅させて歪ませた
アナログの歪みサウンドの方が好きです。
アナログ最高!!と言いたい所ですが、締まらなくなるので止めときます。

次回は、さらに歪みサウンドにスポットを当ててみたいと思います!