今回はMTのバージョンアップについて。

探せばたくさん出てきますが、気付いたことを含めながらもう少し詳しく書いてみようと思います。

 (保存途中で固まってほぼ書きかけの記事が消えて凹みましたが気を取り直して!)

 

Movable Type 5 を最新のバージョンへアップグレードを行いましたので、こちらを参考に。

 

アップグレード方法が2通りあるようですが、現在のディレクトリを、上書きするアップグレードで。

 

1、現在のデータベースをバックアップ

MySQLのバックアップだけでも問題なさそうですが、念のためMT関連のフォルダなどもまるっとコピー。

さらにMTのバックアップ機能を利用して記事内容を保存。

 

MTのバックアップ機能はシステム>ツール>バックアップで行えます。

バックアップの保存先は、「mt-config.cgi」ファイルに環境変数「TempDir」で指定することで変更可能なので、自分のわかりやすい場所を指定しておくといいと思います。

MT1.png

 

MT20110627.png

 

私の場合はMTフォルダ内にtmpフォルダを作成し、そちらを指定しておきました。

実行後、指定フォルダ内にバックアップファイルたちができるので、切り取って適当なところに保存しておきます。

これでバックアップは万全!

何があっても復旧できるので心配なくバージョンアップできます。

恐らくこのバックアップ作業が時間がかかって気を使うのではないかと思います。

 

 

 2、新しいMovable Type アプリケーションを、上書きアップロード

アップグレードしたいMTのバージョンのZIPファイルをダウンロードして解答。

解凍後に作成されたディレクトリ(MT-5.02-ja など)の中身を、現在MTを設置しているディレクトリにアップロードします。

プラグインを追加している場合はちょこっとだけ気にしたほうがいいかもしれません。

基本的には何も考えずにガツガツ上書きしちゃえばOKでした。

 

 

3、mt.cgi にログインする

上書きアップロードが完了したら、あとはいつものようにログインすると、アップグレード開始画面になるので「アップグレード開始」をクリックします。 

MT20110627_3.png

するとMovable Typeへのサインインが求められるので、サインインするとバージョンアップ開始される。

あっという間に完了するので、終了したら「Movable Type に戻る」をクリックします。

ブログ管理画面にアクセスできれば完了!!

 

 

4、バージョンを確認する

あとは動作確認を行って特に問題なければ成功です。

が、念のためきちんと正しいバージョンになっているか確認するには、

フッダーのバージョンを見るといいと思います。

 

MT20110627_4.png

 

今回は5.06にバージョンアップを行ったので、問題ないようです。

 

が、、、

バージョンは、 システム>ツール>システム情報でも確認できたりします。

そしてこちらに表示されるバージョンが古いままになっています!!なぜ!!

MT20110627_5.png

 

いろいろ調べた結果、同じように悩んでる方をちらほら発見。

だいたい「時間が経つと勝手に変わる」という内容でした。

なので次の日にもう一回確認するかー、と思っていたところ、

yossy a.k.a. 会長から素敵な情報が!!

以前MTのソースコードを解析した結果、

「MTが内部で24時間キャッシュするような仕組みになっていた」とのことでした。

なので、24時間経てば最新のバージョンが表示されるそうです。

なぜこんな意地悪な仕組みになっているのでしょうね?

不思議ですが、次の日無事にバージョンが最新になっていて一安心でした。

もしバージョンアップ完了の報告をする必要があるときは、念のため早めに作業して

次の日に報告したほうがいいかもしれませんね。